湯河原の奥の方に大人が楽しめる日帰り温泉ができていて、よさそうなので行ってみました。
湯河原惣湯Books&Retreatといって、本と温泉でゆったり過ごせる施設です。
湯河原までは踊り子号で、そこから路線バスで9分。
バスは頻繁に出ているので交通の便はとてもいいです。
万葉公園の中にあって、バスを降りてすぐの所にはちょっとしたカフェのような玄関テラスがあり、お手洗いやロッカーがありました。
そこから川沿いに歩いて行くと、惣湯テラスがあります。
道中の所々に椅子や囲みのあるコーナーなんかもあって、夏は涼みながら散歩するのもよさそうです。
事前予約が必要で、食事付き5500円+入湯税100円で、5時間まで利用できます。
ランチが2000円相当、利用料金が1時間1000円という計算です。
利用してみて、妥当な金額かな、という感じでした。
食事なしのプランもあります。
川沿いの小道はコンクリートで歩きやすく、高齢の方でも大丈夫だけど、一部階段もあったので車椅子はどこから行くのかな?
施設には車椅子でも使えるお手洗いがあったので利用は可能だと思うけど、どうやって行くのかはわかりませんでした。
滝がいくつかあって、紅葉の時期はとてもきれいなのではないかな。
冬の景色も素敵でした。
ランチの前に貸し切り風呂へ行ってみました。
運よく空いていたので、すぐに入ってみたんだけど、脱衣場も外なので寒い!
ヒートショックには十分注意が必要です。
貸し切りの目印は使用中の札で入り口にチェーンをかけるだけなので、かなり無防備です。
他のお客さんの良識に賭けることになりますが、まあ大丈夫でしょう。
時々外の物音が気になるけど、露天風呂で気持ちのよいことこの上ありません。
朝だったからか、ちょっと下の方のお湯の温度が低かったので混ぜ混ぜ。
熱いと長く入れないので、ぬるめでよいのかもしれません。
でも貸し切りなので30分程度で出た方がよいでしょう。
食事は和食で、全部美味しかったです。
メニューは以下の通り。
里芋 菊芋 プチヴェール あんかけ
香の物
くるみ豆腐
鮭いくら ちらし寿司
甘味
里芋は苦手なんだけど、チップスだったので食べられました。
粕汁は味噌も入ってたと思うけど、とても美味しくておかわりしたかったな。
ちらし寿司は柚子の香りがよかったし、鮭がたくさん入っていました。
デザートはきな粉?アイスの最中で、これも美味しかったですよー。
1杯ソフトドリンクが付いていて、静岡なのでみかんジュースをいただきました。
ランチに満足して、大浴場へ。
かけ流しのお湯は1か所から出ていて、距離が遠くなるにつれて温度が下がるので、自分好みの温度の所でくつろげるような形の湯船になっています。
一番熱い所でも熱すぎることはありません。
洗い場がないので、先に更衣室の中にあるシャワーで体を洗います。
Books&Retreatという名前の通り、ライブラリーから本を持ち出して読むことができます。
フリードリンクのコーヒーを持ってライブラリーに行って、興味のある本を少し読みました。
貸し切り風呂の横にあるラウンジがよかった。
貸し切り風呂が空くのを待つ場所でもあるけど、暖房が効いていて、人数も限られ、チェアーもライブラリーよりこっちの方がゆったり。
本も持って行けます。
5600円という金額をどう考えるかだけど、私は気に入ったのでまた行くかもしれないな。
東京からだと交通費もかかるので、しょっちゅうは行けないけど。